以前からずっと行きたかった藤城清治美術館にやっとこの夏に行くことができました。躍動感があり、色使いが素敵な切り絵は小さな頃から大好きでした。藤城さんは去年100歳を迎えられ、いまだ現役です。
切り絵の素敵な作品もですが、こちらの美術館の立地がなんとも素敵なのです。入口の門から約150mほど緑あふれる森の中の道、猫のアビッツが美術館のエントランスまで道案内をしてくれます。
緑の中にたつ黒のモチーフがなんとも素敵です。また途中には教会もあるのです。藤城清治さんの色彩豊かなステンドグラスが施され、とても可愛らしい教会です。
美術館は撮影はできませんでしたが、どの作品も本当に素敵ですし、平和に対する藤城さんの想いが込められている作品は涙がでてきそうになります。戦争、災害、人それぞれ抱えている問題…いろいろあるけれど、気張らず自然体でできることを楽しみながら生きていこうよ、というメッセージを私は受け取りました。藤城さんが100歳、私は50歳、まだまだ半人前。
これからも家や不動産など人の生活にかかわる仕事をしていくけれど気張らず自然体で、お花を飾ってあげるような気持ちでお役に立てていければ良いなと思いつつ、これからもたくさんの物を見て学んでいこう、と改めて思いました。
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