金沢市インテリア視察旅①

金沢の気になる建築物やインテリアを視察する、を兼ねた一人旅備忘録。今回、言葉を失うほどに素晴らしい建築物を見ることができました。それは、石川県立図書館です。金沢駅からバスで30分弱でしょうか。私以外にもたくさんの視察、見学者がいらっしゃり見学用パンフレットも置かれていました。

円形の図書館は4階まであり、階段を上ったり、各階で円周上に歩いたり、本を探したり、デザイナーズチェアに座ったり、勉強したり。とてもユニークで楽しい仕掛けがたくさん!

子供の絵本コーナーは、本の上にアスレチック?のような場所がありましたし、お庭とつながっていてとても解放的でした。

近くにこんな図書館があれば一日過ごせますね。もちろん併設のカフェもありましたし、エントランスから外にも石川の里山をイメージした屋外エリアがあり、本を持ち出して読んでもOKらしいです。

そのほかにもプラネタリウムのように本が浮かびあがり紹介してくれるブックリウム、モノづくりスペース、貸しスペース等、たくさんの機能がつまった環境になっておりました。ここ最近みた建築物の中では一番感激しました。いつか1日ゆっくりと本を読んで過ごせたらいいなあ。

軽いブランチをして金沢駅方面に歩くこと20分くらいでしょうか、鈴木大拙館へも立ち寄りました。こちらも最初から行こうときめていた場所です。鈴木大拙は日本の哲学者で、明治、大正、昭和にかけてご活躍でした。こちらも、足を踏み入れたら即癒し、というか自分を見つめなおせるような空間になっております。思索空間では目の前の水鏡、木々を見つめてしばしボーッとしてしまいました。

私たちは『生きるということの芸術家』なのだそうです。そういわれると他人の目を気にせず自分の好きなように彩る、それぞれの人生でよいのだな~と改めて思えてきますね。これからも旅をして美しいものをたくさん見て引き出しを増やせていけたら、それが私のライフワークにも繋がるのだろうと感じています。

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